- POINT NO.39 / JOURNAL -
「fluorescent lamp」
written by SUGIMURA 2020.12.10
もうあと数年で
この世からなくなりそうな蛍光灯。
まだ日本でも古くからある事務所や
倉庫などでは見かけますが
作るメーカーがなくなってくると
価格も上がってくるし、
LEDも安くなってくるしで
世代交代しましたね。
今後、徐々に蛍光灯を目にしなくなり、
話もしなくなると思うので、
これを機に
Wikipediaを見てみました。
案外知らないのが蛍光灯の歴史。
起源は1800年代半ばと意外と古く、
その100年近く後、1937年に
米
GE社(ゼネラル・エレクトリック)が
今の蛍光灯と呼ばれるものを発売開始。
その2年後には日本でも実用化され
そこからさらに40年ほど経って
「電球色」の蛍光灯が生まれる。
電球色生まれるの、
結構時間かかったように感じるけど。。。
今では電気自動車の代名詞のような
「テスラ」の名前の由来になった
発明家二コラ・テスラも蛍光灯の
発明には名を連ねています。
現代でも世の中はすでに
LEDへと動き、
右も左も
SDGsと叫ばれる時代に
実用化から約80年の時を経て、
人の手で生まれた「蛍光灯」という
一つの発明が人の手で終わりを告げる。
こうやって文明は移り変わって
いくのでしょうね。
大きな事を話しているようで、
実は今日はただ蛍光灯のデスクランプを
LEDに変えました。
というおはなし(^^;)
このスイッチもダメになっていたので、
外郭を残して中身をすべて交換。
もともとはアメリカ製の
少し太い蛍光管が付いていた
GE社のデスクランプ。
付けられる蛍光管を探してみると
金額がめちゃくちゃ高い。
お客さんと協議の結果、
LED化することに。
通常蛍光灯は管の両側に電源を流し、
蛍光ガスに電気を
流すことで発光させる仕組み。
でも今は蛍光灯型
LEDも片側電源の
ものもあり、比較的簡単に加工交換できるので
(※電気が苦手な人はいじってはダメです。)
部品を取り寄せてささっと修理。
はい。完成しました。
蛍光灯ありきのデスクランプのデザイン。
LED化で薄いペラペラのデザインにすべてが
変わっていく時代には武骨すぎるんですかね。
私はこの「無駄」を愛し続けたい。(^^)